鍼灸治療とは、身体の特定の点（ツボ）を刺激する治療法のことをいいます。国家資格「はり師」「きゅう師」を保持した院長が施術を行います。

鍼灸は西洋医学的な考え方（原因が分からずに病名がつけられない症状）では対処できない現代のさまざまな疾患に対して、症状改善が証明されています。アメリカやヨーロッパなどの海外では日本以上に医療現場での鍼灸治療の活用が促進しており、もはや鍼灸治療は人々にとって重要な医療手法としてグローバルに普及しているといえるでしょう。

初めて鍼治療を経験される方からの質問で一番多いのが「痛みがあるのか」というものです。一般的によく治療に使われる鍼は髪の毛程度の細さなので、刺した時の痛みはほとんどありません。（皮膚が敏感な方は、チクっと刺さる感覚が残ることもあります）
鍼という名前から、注射のような感覚を想像される方もいるようですが、実際に鍼治療を行った患者様の多くは「びっくりするほど痛くなかった」とおっしゃいます。

鍼を一度痛みを感じる部分に刺すと、刺した場所に血を止めようとする作用や傷を修復する作用などが働きます。しかし、鍼灸で使用する鍼は髪の毛ほどの細さしかないため、一瞬で血が止まってしまいます。そうすると、その鍼を刺して傷ついた部分では傷を修復する細胞だけが働くようになり、その作用が症状改善に効果を発揮します。

お灸も「熱くないの？」という不安をもたれる患者様がいらっしゃいますが、鍼同様に安全な治療法として親しまれています。お灸をすることで、その部分の血流を良くし、損傷した細胞の修復を促進させる効果を発揮します。じんわりと温まるお灸にはリラックス効果もあり、施術中に寝てしまう方もいらっしゃるほどです。

患者様のお身体の状態によっては、お力添え出来かねる症状も一部御座いますので、まずは一度、お電話にてご相談頂けると幸いです。